特徴
山中漆器の特徴の1つに、木目の間が透けて見える「薄挽き」や細かい縞模様を作り出す「千筋」、「象嵌(ぞうがん)」等の「加飾挽き」などがあげられます。加飾挽きは、木地師自身が作った独自の鉋(かんな)で挽目をほどこす技術で、千筋、平筋、盛筋、平子筋、盛子筋、かつら筋など何十種類もあります。いずれも、熟練職人による轆轤挽きの巧みな技から得られるものです。山中漆器が完成するまでには、大きく分けて木地・下地・上塗・蒔絵の四工程を経ます。ほとんどの制作行程が手作りのため、原木の乾燥から完成までに要する時間は長いもので1年以上かかります。
また、木目の美しさを表現するために、木地に生漆をすり込んでは拭き取るという作業を何度も繰り返し仕上げる「拭漆(ふきうるし)」は、加飾挽きにより美しくデザインされた器をより丈夫に長持ちさせ、美しく見せる技術として山中漆器を特徴づけるものの1つです。
(参考及び引用)
山中漆器連合共同組合HP

















